漫画を全部読んだ訳ではありませんが、声優が何の違和感も無く、大変合っていると思いました。加えて、ｏｐとエンディングや挿入音楽もストーリーと合っていた為、この世界に入り込んでしまいました。気が付けば本作のファンになり。デースノートがあれば・・・なんて現時社会で思ってしまう事もあるぐいらいです。

村の集落内での不貞など、今では考えられないが戦時中の日本のはそうだったのかと思うとゾッとします。そして、何かを決意した秀才の主人公が大量殺戮を実行。この話が実話を元にしているというから怖い。つくりもこの事件の特集を組んだ再現ドラマに有名な俳優さんを起用した感じで、生々しさが嫌ですね。この話を元にして村人を大量殺戮する作品は他にも監督 ： 野村芳太郎の『八つ墓村』がありますね。本作のような当時の雰囲気をそのままに、音楽を使ってオカルトホラーとして描いているので、まだ見ていない人は見てみるのもいいかも知れませんね。『八つ墓村』の方が、より娯楽作品に向いていると思います。

X-MENパート１は単なるヒーローものって感じでショボかっただけに本作は面白かったです。冒頭から大統領暗殺を思わせるようなハラハラ感から始まり、中盤から対立しているミュータントのマグニート側と手を組んで黒幕の科学者を倒しに行くミュータント連合軍ＶＳ軍事科学者という流れです。この軍事科学者はウルヴァリンの秘密を知っている洋ですが、これは既に上映されたウルヴァリンＺＥＲＯで明かされるのでは？と今から期待しています。