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DVD たとえ世界が終わっても Cycle soul apartment

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たとえ世界が終わっても Cycle soul apartment

3.4点

監督：

野口照夫

出演：

芦名星、安田顕、大森南朋、小市慢太郎

ジャンル：

邦画 / ラブロマンス / ファンタジー

スポットレンタル価格：60円(税込・送料別)help

『駄目ナリ！』の野口照夫監督初の劇場長編作品。余命数年と宣告され、人生に絶望し自暴自棄になった女性が、インターネットの自殺サイトの管理人との出会いをきっかけに、生きる勇気を取り戻していくが…。「スワンの馬鹿～」に出演中の芦名星主演。

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たとえ世界が終わっても Cycle soul apartmentの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2008-02-08

制作年：

2007年

制作国：

日本

品番：

ACBR-10553

制作：

山野裕史

脚本：

野口照夫

音楽：

花澤孝一

収録時間：

98分

メーカー：

アスミック・エース

音声仕様：

日：ドルビーステレオ

特典：

メイキング、インタビュー、舞台挨拶、劇場予告編、「駄目ナリ！」「春君に届く」予告編

色：

カラー

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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たとえ世界が終わっても Cycle soul apartmentのレビュー

現在8件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.4点)

評価分布

星5つ: (2)
星4つ: (3)
星3つ: (3)
星2つ: (1)
星1つ: (1)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2009-04-23 レイナ (838)

病気を苦に、何も前向きに頑張ることなく死だけを望み、自殺サイトを通して死を決行しようとする真奈美（芦名星）。終始暗い表情と雰囲気。死を急かす真奈美に反し、自殺サイト管理人の妙田（大森南朋）だけが、まるで死の決行を引き伸ばすかのように道化師のように1人浮いてて。
結局死ぬことに失敗し、イラつき、希望も何もない真奈美が、妙田の計算から長田（安田顕）と知り合い、嫌々でも彼と関わっていくうちに変化していった彼女の様子と、長田の両親を含めた美しいウソのひとときに、つい涙がこぼれました。
そして一つの哀しい事件を契機に、また自殺願望が戻るのではと思われた死神が、妙田のような、生かす神・生きる神に変わったことに、安心、感動しました。大森南朋のキャラクターも良かったけれど、安田顕の優しく落ち着いた感じのあの人柄が見ていて癒され、それだけに、しんみり心に残る存在となりました。見始めたときにはまさかこんないいお話だとは思いませんでした～！

5人が参考になったと評価しています。

5点 2008-08-11 alisanpon (346)

序盤は、
少し遊びが過ぎる
気がします。

が、中盤以降は、
きちんと
まとまっていて、
観やすいと思います。

また、キャラの設定上、
「大森南朋」氏が
少しウザイ気もしますが、
「芦名星」氏と「安田顕」氏は、
それを超える
いい雰囲気を創り出しています。

キレイな世界観をもった、
よい作品だと思います。

4人が参考になったと評価しています。

3点 2009-12-12 shinPaPa (505)

芦名星は、この作品と同年に日加伊合作の「シルク」でセリフのない謎の女を演じていましたが、この作品でも前半は口数少なく沈み込んだ役割で、「おいおい又かい」と思わせます。
が、大森南朋の手蔓で安田顕と偽装結婚させられるくだりから、暗い中にセピア色が加わり、それが茜色に変わっていく流れがとても良く、特に平泉成、白川和子扮する彼の両親との絡み以降は見ている側の気持ちにも明りが灯ります。
それだけにこの結末はあまりと云えばあまりです。
少しは、見ている側も考慮に入れてもらわねば。
そう思って見直すと、この作品、見ている側の先回りをして道路標識を書き換える所業が多くあり、意表を突くことに熱が入りすぎているようです。
大森南朋の役柄も、神か天使か単なる有閑ボランティアか不明のまま。
このアンニュイさが売りなのでしょうが、ちょっと作為が過ぎたようです。
それでもラスト、芦名星やっとの笑顔は可愛いです。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2009-12-03 くぬぎ (1548)

見始めは、タイトルから想像したものとは違っていたので、
「しまった！また暗い話か」と思ってしまいました。
しかもだんだんと、シリアスなんだかおふざけなんだかわからなくなり、
こりゃはずしたな、と思いましたが・・・。
しかし、自殺サイト管理人の大森南朋は、彼なりのとぼけた方法で
ことを進めていき、どうも、自殺幇助者ではなさそう。
むしろ逆に、実は生命の指南師なのではないだろうかと思わせながら、
進んでいく展開でした。
前世がどうのこうのという話も出てきて、神がかったような役柄です。
後半は、主人公芦名星と、大森南朋のはからいでニセの夫となる安田顕
との心のふれあいのドラマとなり、明るい光が差してきます。
その安田顕の父親役で平泉成が出てきます。平泉さんが酔っ払って
裸になって息子と相撲を取るシーンがありました。
余談ですが、平泉さんの結構な肉体美に、ちょっとびっくりです。

1人が参考になったと評価しています。

4点 2009-05-08 シャティス (615)

初めて、手を付けたジャンルが本作品でした。
適当に選んだけだったのですが、アタリを引いたようです。

最初の方は何かギャグ的なという気がしなくもありません。
主人公の女性も自殺したいくらいの気分ですからすごく暗く無口に近いです。

でも、作中中盤になると一気にストーリーが変わります。
主人公の女性と徐々に、大森南朋が演じる男の仕込だったとしても
同じ病を抱える者同士が幸せな道を辿っていくのかと思いきや、運命のいたずらか
ある日突然っていうのは、誰しもがありうる事とは言え…あまりにも残酷で
切ない物語。主人公の女性も明るくなり幸せと不幸を一度に体験しつつも
生きようとする想いが非常に伝わってくる秀作。

安易に自殺しようなどとは考えず、本作品を見て思い留まって欲しいという
監督の意向も、結構反映されていたリします。

1人が参考になったと評価しています。