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DVD 血と骨

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血と骨

3.0点

監督：

崔洋一

出演：

ビートたけし、鈴木京香、オダギリジョー、田畑智子

ジャンル：

邦画 / アクション / ドラマ

スポットレンタル価格：60円(税込・送料別)help

「月はどっちに出ている」の著者・梁石日が父をモデルに書いたベストセラー小説を、崔洋一監督がビートたけしを主演に映画化した人間ドラマ。“怪物”と呼ばれた朝鮮人移民の男・金俊平の壮絶な生き様と家族の姿を描く。共演は鈴木京香、オダギリジョー。

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血と骨の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）


2005年	第28回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞	オダギリジョー
2005年	第28回日本アカデミー賞最優秀監督賞	崔洋一
2005年	第28回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞	鈴木京香
2004年	第47回ブルーリボン賞助演男優賞	オダギリジョー
2004年	第78回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞	崔洋一
2004年	第78回キネマ旬報ベスト・テン脚本賞	崔洋一鄭義信
2004年	第78回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞	ビートたけし
2004年	第78回キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞	オダギリジョー

レンタル開始日：

2005-04-06

制作年：

2004年

制作国：

日本

品番：

AFD-10836,AFD10836
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

脚本：

崔洋一

原作：

梁石日

音楽：

岩代太郎

収録時間：

144分

メーカー：

アーティストフィルム

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch／DTS5.1ch

色：

カラー

字幕：

日（一部）

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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血と骨のレビュー

現在49件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.0点)

評価分布

星5つ: (7)
星4つ: (8)
星3つ: (19)
星2つ: (10)
星1つ: (5)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2010-01-03 marugaokamen (280)

怖～い本を読んているとき、寝る前、布団から離れたところに置きませんか？
梁石日の「血と骨」は何枚もの座布団の下に置くような本でした。
（先生ゴメンナサイ）
原作では、たしか息子はタクシードライバーで、運転中に北朝鮮でこういった姉妹がいて日本の兄弟を探しているという放送を聞いたところから始まったと思います。
なので背景が少し違うようですが、タケシさんは凶暴でありながらも仕事には勤勉で緻密であり、お金に執着している父を熱演されてました。
本の表紙にあるような大男がイメージでしたが、彼以外の配役はなかったと思います。
この役のためにかなり肉体改造されたんじゃなかったでしょうか。
作品としてのまとまりは配役に助けられているところもあったのかな～と。
美しい京香オモニの年の取り方、姉花子役の田畑智子の父・夫に翻弄され自分を見失ってしまう悲しい演技が光ります。
血は母から、骨は父からという韓国の伝えもこの作品で初めて知りました。
また、何かの作品で、「日本の女は弱いからすぐ泣く。韓国の女は殴られるのになれているから涙もでない」と書かれていたことを思いだしました。
映像化されて印象が緩和された作品ははじめてです。

8人が参考になったと評価しています。

4点 2011-04-09 小早川隆景 (441)

やっぱりたけしは暴力作品の方が似合いますね。
演技がものすごくよかった。
あの目つきはいい！気合の入った作品です。
戦後の昭和の日本が良く描かれてます。
最後まで楽しめました。
一つ気になったらのがウジ虫の湧いた豚の生肉。あれ食えるの？

6人が参考になったと評価しています。

3点 2005-04-23 ymo1191 (2404)

脚本に不満が残ります。金俊平の青年期から死までの大河として、時間が長くなるのはしょうがないが、最初の妻（鈴木京香）との出会いが説明不足で、家族の物語を始めるに当たっての観る側の準備ができない。ホームページで確認してなるほどと理解した。いきなりレイプからはじめても何で知り合ったのかがわからんからね。そういう大事な部分を丁寧に絵にして、不要な部分をカットして行けばもっとすっきりしたのに。もっともそういう不説明の部分は映画館でパンフレットを買って理解してもう一度観るか、観る前に読んで準備して作品を見ることを意図しているのか。のはずはないが。

4人が参考になったと評価しています。

5点 2010-01-24 単車男 (14)

ＴＶドラマのような作品が多い昨今において、久しぶりに本物の映画を見た気分です。
144分の長編ですが、飽きることがありません。

主人公の俊平は、怪力による暴力で、周囲の人間を服従させます。
家族に対しては、理不尽かつ壮絶なＤＶが、幾度も繰り返されます。
気分が滅入るような暴力描写が延々と続きます。

しかし、彼の暴力は、常に、自分より弱い者に対してだけ向けられるのです。
ヤクザなど、自分より強いものに対して、刃向うことはない。
つまり俊平は、腕力はあるものの、真の心の強さを持ち合わせているわけではないのです。

ひょっとすると、俊平は、心の底から、
他の誰かを好きになった経験が、無かったのかもしれません。
だから俊平は、他人を信用することが出来ない。
いつも心に孤独を抱えたまま、自分自身を守ることだけで精一杯。

それを見破られまいとするために、周囲の人間を腕力で脅し、金に執着し、女を囲う。
力ずくで他人と関係を結んでも、心の孤独を埋めることはできないのに・・・。

結局、俊平は、心の孤独を抱えたまま、虚勢を張り続ける、不器用な生き方しかできなかった。
本当は、人一倍、独りぼっちになってしまうのが、怖かったのかもしれません。

衝撃的な内容もさることながら、出演者全員が迫真の演技を見せてくれます。
特に、清子役の中村優子の演技は、圧巻です。観る者の心を捉えて離しません。
すさまじい集中力で、鬼気迫るほどの迫力があります。

3人が参考になったと評価しています。

4点 2008-02-27 にーにー (310)

冷血な男をビートたけしが好演してます。
凶暴な男の人生を描いた暗いドラマです。

彼にかかわる人間がどうなってしまうのか
（特に女性）ハラハラしながら見てしまいました。

後味は悪い作品ですが圧倒されます。

3人が参考になったと評価しています。