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連続テレビ小説半分、青い。完全版 1

3.0点

監督：

田中健二

出演：

永野芽郁、松雪泰子、滝藤賢一、佐藤健、原田知世、谷原章介、矢本悠馬、奈緒、余貴美子、中村雅俊

ジャンル：

国内TVドラマ

スポットレンタル価格：60円(税込・送料別)help

失敗を恐れずにたくましく生きるヒロインの半生を描いたドラマ第1巻。1971年の岐阜県のとある田舎町。食堂を営む楡野夫婦の下に女の子が誕生する。一方、写真館を営む萩尾夫妻も、同じ日に同じ病院で男の子が生まれていた。第1週と第2週を収録。

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シリーズ: 連続テレビ小説半分、青い。完全版 2; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 3; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 4; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 5; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 6; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 7; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 8; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 9; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 10; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 11; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 12; 連続テレビ小説半分、青い。完全版 13; 以下続巻を見るには…連続テレビ小説半分、青い。完全版のシリーズ作品を全て見る

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連続テレビ小説半分、青い。完全版 1の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

映画賞受賞履歴
映画賞受賞履歴	2019年	第43回エランドール賞プロデューサー賞 <テレビ部門>	勝田夏子

レンタル開始日：

2018-08-24

制作年：

2018年

制作国：

日本

品番：

NSDR-23230

制作：

勝田夏子

脚本：

北川悦吏子

音楽：

菅野祐悟

収録時間：

180分

メーカー：

NHKエンタープライズ

音声仕様：

日：ドルビーデジタルステレオ

特典：

連続テレビ小説「半分、青い。」作品＆脚本家発表会見、ヒロイン発表会見、ほっとイブニングぎふ「半分、青い。」スペシャル、メインポスター撮影メイキング、スタジオ取材会

色：

カラー

画面サイズ：

ワイド

作品についているタグ

（タグ一覧）

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連続テレビ小説半分、青い。完全版 1のレビュー

現在1件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.0点)

評価分布

星5つ: (0)
星4つ: (0)
星3つ: (1)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

作品の印象

ほのぼの

作品の印象グラフ

3点 2019-11-21 茶雅丸 (1718)

永野芽郁がヒロインを演じたNHK連続テレビ小説。アイデア次第で夢が拡がる女性の青春育成物語。

視聴率は好調で毎回２０％台をキープ。「秋風ロス」「鈴愛ロス」といった謎のドラマ用語が飛び交ったりもした。
同郷の幼馴染（律（りつ））を演じた佐藤健、または漫画の師匠役（秋風）を演じたトヨエツを目的にドラマを観続けていたと思われる視聴者もいたようだ。

全１５６回の放送分をすべて視るわけにもいかず、「五分ダイジェスト」で一作目から駆け足で第十五週の放送分まで通してみたが、なかなか好かったので、現在（第十六週目）からは順繰りに視るようにしている。

※補足）その後お終いまで観通した。星三つの採点の基準は完全に全てを観切ったわけでないため上記に準じる視聴分と考えていただたきたい。ただし仮に前半部を順繰りに観切ったにせよ採点が変わるとは思えない。理由は下記に記す。

ヒロインの永野芽郁は、ほとんど無名（というか半分、無名？）の新人時代に映画「俺物語！！」に出演していたが、この作品で彼女の女優としての資質の高さを理解できた。

ところがその後、主演に抜擢された「ひるなかの流星」では、ぎこちない態度の田舎娘を演じていたのだが、これは好くなかった。なにが好くないかというと、話が長くなるので内容は省略するが、ありがちな「胸キュン」映画の一作になってしまったという感じで印象に残らない。

比べると「半分、青い。」は、田舎から上京する娘という役どころは「ひるなかの流星」のときと同じで、しかも「すずめ」ちゃんというヒロインのニックネームまで一緒だった。しかし「半分、青い。」のほうが脚本がいいせいか「ひるなかの流星」よりも優れていた。脚本がいいというのは後から気づいたことで、脚本家のプロフィールを視ると、北川悦吏子は左耳を失聴したとあるが、この体験が元でどうやら片耳が聞こえない連続テレビ小説史上「異例」とも「革命」とも言われる障碍をかかえるヒロインが誕生したことになる。また後日談として役に入れ込みすぎた永野が本当に彼女自身の耳が聞こえなくなるという吃驚仰天の体調不良（ストレス性の障害？）を訴えてもいる。

それとこのテレビ小説は、主人公の鈴愛（すずめ）が１９７１年生まれという設定だから、私のような昭和生まれにとっては親近感が湧く。「いまどき」ではないだけに、永野はこの役柄で「おやじキラー」の異名を与えられ、天然ボケを思わせる性格からして「ポスト能年」とも呼ばれるようになった。

さて。こう書くと大変優れたドラマに思えるわけだが、ドラマは後半に近付くにれて「間延び」しだし、だらけたムードでこれという見どころを失う。ラスト近辺たるや蛇足以外の何物でもなく、才女のはずの北川の脚本とて落としどころを見失ったのかのように急激に「失速」しだすのだった。実年齢が１０代の永野が２０代３０代と役柄の年齢をあげていくにつれて、どうしても設定上の無理がたたる進展ではあった。そこへ発明家がどうとかの妙なキャラクター像が追加されていくので消化不良を起こしている。

結局わたしの評価では後半部は「駄作に近い」という部分的な斬り捨てを行うしかなかった。つまるところ、すずめが漫画家志望だった時期まで。つまり秋風との師弟コンビの撮影シーンまでが本作の魅力であって、ここらへんの「やってまった」シーンは愛嬌があり上京後の生活にリアリティが感じられ、また失恋のシーンなども独身女性の「焦り」の心境を代弁できていたのだが場面転換後の後半部にかけて勢いが衰微してしまったようだ。

連続テレビ小説ということで、くっついたり離れたり紆余曲折するわけだが、後半はそういった展開も収束していき、なんだか見ているだけでグッタリ疲れてしまう。ドラマ全体が和むというより「お疲れモード」の睡魔に包み込まれる。
トータルでの採点は、後半部が足をひっぱるかたちに思えたので中立的な星三つ程度。もしも後半を除外できたなら星４つに手が届きそうな勢いはあった。星野が手掛けたオープニング曲も軽快で小粋な感じである。顔のゴルゴ線が独特な笑窪（えくぼ）のようなチャームポイントに思えるヒロイン永野の魅力も手伝っている。
だとしても、全編を通じた評価を下すのなら星三つ程度が上限である。各話ごとの評価もできるがあまり有意義とは思えないので全話（全巻）まとめての一括評価とした。

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