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劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん

4.0点

監督：

野口照夫、山本清史

出演：

坂口健太郎、吉田鋼太郎、佐久間由衣、山本舞香、前原滉、今泉佑唯、野々村はなの、和田正人、山田純大、佐藤隆太、財前直見

ジャンル：

邦画 / ドラマ

スポットレンタル価格：60円(税込・送料別)help

書籍化、ドラマ化もされた実話を映画化した感動作。単身赴任中だった父・暁が突然仕事を辞めたことを知った息子のアキオは、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」を使った、ある計画を決行する。主演は坂口健太郎と吉田鋼太郎。

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劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さんの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2019-12-18

制作年：

2019年

制作国：

日本

品番：

VPBT-23237

脚本：

吹原幸太

原作：

マイディー

収録時間：

114分

メーカー：

バップ

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch／ドルビーデジタルステレオ

色：

カラー

字幕：

日（バリアフリー）

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さんのレビュー

現在3件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (4.0点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (1)
星3つ: (1)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2020-02-27 たまお (865)

FFXIVまさかの映画化! そして結構面白いw
実はこのゲームやってたことがあり、αテストから参加してたこともあって、多少思い入れがあったりします。その視点で観るとゲームシステム的にあり得ない演出が目立つのですが、ゲームを知っているほどにクスクスニヤニヤゲラゲラしてしまう描写も沢山あって楽しかったです。
TVシリーズと比べると、コンパクで分かりやすいストーリーになり、しっとりとした感情表現に重きが置かれているのも好印象です。キャストが変わったのも大きいかな。ゲームのこと知らない人でもそれなりに楽しめると思います(*´д｀*)

2人が参考になったと評価しています。

5点 2020-06-01 たていす (1171)

ギャガ有線の映画　最初にギャガの音楽がかかると外れでは無いなあと思う　今回もはずれなし　良かった　本当に

1人が参考になったと評価しています。

3点 2021-05-31 茶雅丸 (1718)

オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」を通じた父子愛の感動実話。

実話だとは知らずに観てしまったが普通に家庭劇の映画として堪能できた。

同年の制作「ドラゴンクエストユア・ストーリー」と並ぶスクエニの名作シリーズの実写化ないし３DCGアニメ化にあたるが、こういう作品は基本的にゲームを普段やらない人たちにしてみれば「入れ込み度」が下がるのではないだろうか。自分はMMORPGを含めてFF世界を経験済なので入り込めたけど。

ゲームファン向けのサービス作品。悪くいえばゲームプラットフォームに便乗したPR映画。ゲーム本編とは切り離されたサブストーリーや外伝・スピンドル作品の類い。とでもいうか、はたして一般向けの公開作といえるのか疑問だが「社会現象を巻き起こしたゲームタイトルへのリアルな潜入取材」を試みたということでいえば実在したゲームプレーヤー目線のノンフィクションだとかルポタージュである。

構成自体は邦画でよくあるホームドラマ仕立ての一遍で、家庭劇の合間にオンラインゲーム世界でのキャラクター（アバター）を操縦してみせる。なので、あちらの世界（エオルゼアと呼ぶ）と、こちらの日常世界（俳優をあてた実写）を行きつ戻りつするわけだ。

たかがゲームとはいえ現代的なバーチャルリアリティ空間が本格的だ。ゲームを制作したのは日本のスクエニでありゲーム方面では著名な老舗である。

通信によって隔たれたリモート的な人間像を映し出すが、この場面はなんだか現代人の分断されたステイホームの孤独な寂しい姿である。

鑑賞者は意見が二手に別れるだろう。

わざわざゲーム世界に行ってまで人的交流せずとも直接的に出会って対人関係を温めたほうが真っ当ではないのか。父親なんて目と鼻の先の距離なんだから。

つまりコミュニケーションの仕方があまりにも「遠回り」ではないかということだ。
文句があるなら本人に直接言うべきかもしれない。陰でコソコソは誤解の元だ。仕掛け的なサプライズは本当に有益なのだろうか。

しかしその一方で、従来の直接的な、いわば皮膚感覚ともいえる人との接触の呼吸を「あえて」避けることでしか成立しない何か別の新たなコミュニケートの仕方が認められる。そしてそれはゲームを通じた「パーティ」による和気あいあいとしたホビー仲間から発生する次世代型の人間関係ではなかろうか。

採点は星三つ。

坂口と吉田による父子の芝居は可もなく不可もなく。
それよりもゲーム的コミュニケーションの可否をめぐって鑑賞の評価が変わるはずだ。

私見でいえば、想像していたよりも出来はよい。

けれども傑作ではないように思えた。
なんていうか全般的に「ゆるい」映画に仕上がっている。
穏やかなノリではあるがトガリがない。
ゲーム場面にしても惰眠を貪っているような緩慢さだ。

ちなみに原作者が病死している。事実は奇なりで映画では再現されなかった後日談のエピソードの必要性をあらためて感じた。