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羅小黒戦記（ロシャオヘイセンキ）ぼくが選ぶ未来羅小黒戦記/THE LEGEND OF HEI

4.0点

監督：

MTJJ

声優：

花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏、斉藤壮馬、松岡禎丞、杉田智和、豊崎愛生、チョー、大塚芳忠、水瀬いのり、宇垣美里

ジャンル：

海外アニメ / ファンタジー（アニメ） / アジア

スポットレンタル価格：60円(税込・送料別)help

中国の漫画家・アニメ監督のMTJJが手掛けるファンタジーアニメ。自然破壊により居場所を失った妖精たち。森が開発され行き場を失くした黒ネコの妖精・シャオヘイは、植物を操る妖精・フーシーの案内で人里から離れた島へと行き着くが…。

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羅小黒戦記（ロシャオヘイセンキ）ぼくが選ぶ未来の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2021-07-09

制作年：

2019年

制作国：

中国

品番：

ANMB-14025,ANRB-14025
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

原題：

羅小黒戦記/THE LEGEND OF HEI

制作：

叢芳氷、馬文卓

脚本：

MTJJ、彭可欣、風息神泪

原作：

MTJJ

音楽：

孫玉鏡

収録時間：

106分

メーカー：

アニプレックス

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch／ドルビーデジタルステレオ、中：ドルビーデジタル5.1ch

色：

カラー

字幕：

日（バリアフリー）・日（最新）・日（3箇所強制）

画面サイズ：

ワイド

作品についているタグ

（タグ一覧）

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羅小黒戦記（ロシャオヘイセンキ）ぼくが選ぶ未来のレビュー

現在3件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (4.0点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (1)
星3つ: (1)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2022-03-11 にぱ～～☆ (12984)

タイトルの戦記というよりは、冒険という感じの作品。
妖精のシャオヘイが、
人間のムザンといっしょに、旅をするコトに。
妖精と人間の関係と、
共存か？支配か？という問いのような、
少し考えさせられる内容かな。

はじまりにはインパクトがなく、
後半に向けて、
徐々に盛り上がるような感じで進み、
優しさの裏側や、
シャオヘイの求めるモノの選択が、
ポイントな感じかな。

悪くないけど、
☆３．５～４かな。

1人が参考になったと評価しています。

4点 2022-07-24 capok8 (256)

　北京の小規模なアニメ制作会社で若手アニメーターが中心となって作った、純正中国産アニメ。作品に込められた熱気が高く、ラストは、大概の日本アニメを凌駕する感動を与えてくれる。
　何と言っても、作画の質が高い。中国でも増えている美麗な3DCGではなく、描線が単純な2Dアニメだが、ダイナミックな動きを的確に表現する。終盤のアクションシーンでは、魔術による闘いなのにリアルな身体感覚が伝わって、息を呑む迫力だ。
　例えば、破壊される都市から住民を救うために空間転移を行うシーン。背後から手前に向かう光の奔流で見る者をハッとさせた後、クッションとなる黒地のコマをあえて挿入せず、一瞬で場面転換する。そのタイミングが適切で、心を鷲づかみにされる。光や煙のCGで表面を粉飾するのではなく、「人間が空間を飛び越える」現象をいかに表現するかを考え抜いたアニメーターの力量が実感される。
　穏やかなシーンの描写も秀逸だ。私が好きなのは、主人公のシャオヘイ（小黒）が地下鉄に乗るシーン。周囲の乗客がシャオヘイを見て、猫耳に微笑んだりグッタリした姿を気遣ったりするところが素晴らしい。単なるモブではなく、心ある人間として生き生きと描かれる。この描写があるからこそ、心を乗っ取られて操り人形と化す場面の恐ろしさが痛切に心に迫る。
　3DCGのような派手さはないものの、登場人物の目線や仕草がきちんと描き込まれているので、セリフがなくても各人の内面が浮かび上がる。シャオヘイに対するムゲンの態度は、当初、背筋を伸ばしたままで冷たさを感じさせていたのに、都会に来てからは、肩に乗せた際に優しく目を向けるなど、少しずつ共感を深めていることがわかる。倒れたシャオヘイを前のめりになって見つめるとき、ムゲンの髪が前後にゆっくりと揺れる光景が印象的だ。
　物語は、少年たちの闘いを描き出す。正義が悪を叩き潰すといった、安直で独善的なストーリーではない。すべての少年が、自分が正しいと信じることのために、まっすぐ前を見据え文字通り命を懸けて闘う。正義と正義がぶつかり合う物語だ。シャオヘイに対して「何が悪か」という問いが度々発せられ、悲壮なクライマックスは見ていて胸が苦しくなる。
　日本アニメは、有能な作家が主導した少数の傑作を除いて質的に低迷気味であり、本アニメや日中合作の『詩季折々』が中国アニメの本流だとすると、日本はあと数年で追い越されるだろう。もっとも、中国でもアメリカと同じく、人気があるのは子供向け3DCGアニメらしいので、その心配は杞憂に終わりそうだが。

5点 2022-01-23 kjhhh (386)

妖精のシャオヘイを巡って、ムゲン（人間）とフーシー（妖精）の戦いを描いた作品。
キャラについては、表情の変化をもう少し細かく表現出来れば良いと感じた。
現代を描いているのは重々承知しているのだが、何故か中盤くらいまで古い時代の物を見ている感覚に陥り、そんなところにスマホなんかが出てくるので、その時点で今の時代に引き戻された。

ストーリー的に特筆すべき点は無いが、笑いのセンスについては正しく自分にピッタリのもので、控えめながらきっちりと計算されたところに好感が持てた。
バトルシーンはスピード感が溢れ、尚且つ残虐さが無いので子供にも安心して見せられる。
3時間でも5時間でも見ていたくなる良作。