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DVD 殯(もがり)の森

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殯(もがり)の森

2.6点

監督：

河瀬直美

出演：

うだしげき、尾野真千子、渡辺真起子、斉藤陽一郎

ジャンル：

邦画 / ドラマ

スポットレンタル価格：60円(税込・送料別)help

2007年カンヌ国際映画祭で日本人監督として17年ぶりに審査員特別大賞を受賞した、河瀬直美監督によるヒューマンドラマ。奈良県東部の山間地にあるグループホームに暮らす認知症の老人と女性介護士の触れ合いを通し、人間の生と死を綴った感動作。

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殯(もがり)の森の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

映画賞受賞履歴
映画賞受賞履歴	2007年	第60回カンヌ国際映画祭グランプリ	河瀬直美

レンタル開始日：

2008-04-25

制作年：

2007年

制作国：

日本 / フランス

品番：

TMSD-172,TMSD172
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

脚本：

河瀬直美

音楽：

茂野雅道

収録時間：

97分

メーカー：

トランスフォーマー

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch

特典：

予告編

色：

カラー

字幕：

英

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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殯(もがり)の森のレビュー

現在17件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (2.6点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (3)
星3つ: (3)
星2つ: (8)
星1つ: (2)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2011-02-08 ymo1191 (2404)

殯の森というテーマであるから、殯とは、その語源が“喪(も)上がり”とされ、日本の古代に行なわれていた葬儀儀礼で、敬う人の死を惜しみ偲ぶ時間、またその場所のことと言う様に、主人公の二人（うだしげき、尾野真千子）が徘徊する奈良の原生林の森のスピリチュアル（人と魂との境界）を描き出す事が最大の狙いで、その宇宙観の様な森にさ迷いこんだ二人の人間のこころのみそぎや人間の死生観が展開する映像は瑞々しくて良かったと思うのですが、ドラマ（ストーリーとして見る側への説明的ステップ）が省略の美学でそり落とされていて、かなり難解です。最初の葬儀の行列から、この地方の風習では死者を山奥に土葬するのだな。。。とか補足しないと、森の中を徘徊してのお墓探しのシーンが意味不明な徘徊に見えてしまうし。それともいにしへの風習へのファンタジーなのかと。。。尾野真千子さん（河瀬直美監督が描きたかった自分の若い頃の姿の投影）はますます良かったし、渡辺真起子さんも利いてます。

10人が参考になったと評価しています。

4点 2010-01-13 くぬぎ (1548)

死んだ者と残された者との心のつながりや、死生観を描いている映画。
シゲキさんという老人と、新人介護員との話がメインで、双方ともに
身内を亡くしている。老人のほうは認知症らしく、愛する妻を亡くして
いて、頭の中にはいつも妻がいる。
演出は「萌の朱雀」とほぼ同じような手法だが、この「殯の森」のほうが、
ストーリーや人物関係がわかりやすい。しかし、依然として映画は無口で
ある。たとえて言うならば、無口な人から話を聞いて、こちらで足りない
部分の内容を想像して理解する時のよう。
映画は大きく分けて２つの部分から成る。前半は、大自然をバックに、
登場人物が置かれた状況を、ドキュメンタリータッチで叙事的に描いていく。
後半は、２人がクルマで出かけるところから始り、途中ある出来事が起き、
だんだんと災難めいてくるのだが、ラストに近づくにつれて、今までとは
一転して叙情的になる。そして見終わった後は、死せる者と心がつながった
ような、スピリチュアルな感覚が襲ってきた。
しばしば出てくる「こうしゃにゃあかんてことないから・・・」
（こうしなければいけない、ということはないから）というセリフが好きだ。
これもこの映画の世界観であり、生きる者にとって、力となる言葉だ。

4人が参考になったと評価しています。

2点 2009-06-07 DVDあかり (2059)

あたかもドキュメンタリーのような映像、音声。
素人の方々が大挙出演しているのですが、
やはり訓練を受けたプロのかたとそうでない方とでは、
台詞の聞きやすさが全然違いまして
観客としてはそれが混然として耳に入ってくるので、
頭の中で変なところに意識を使うので疲れました。
これが韓国とか中国の映画で、字幕でみていたら、
全然違う評価が出来るように思います。
作家性が前面に打ち出されているので、
「ゲイジュツ」好きなカンヌの外人の方々にはうける
かもしれませんが、日本人がそのまんま観ると
かなりしんどい作品です。
同じ創りでも、人よりもそれを包む森の描写をメイン
に進め、終盤の展開とその前の部分を時間を交錯させ
回顧しつつ進めていったほうがよかったんじゃ
ないかな～と、まだまだこの映像作家には
尻の青いところがあることを感じた次第。

4人が参考になったと評価しています。

4点 2008-08-06 yunnkumi (122)

パッケージのビジュアルが、ああいうシーンだったとは、ちょっと意外。
河瀬直美監督の作品の中では一番共感できました。
私はまだ身近な人の死に直面した経験が無いけれど、
身近な人の“死”を意識している人にとっては、心の整理ができるような気がしました。
10年後くらいにもう１度見てみたい作品です。

4人が参考になったと評価しています。

2点 2008-07-01 茶雅丸 (1718)

「萌の朱雀」を超えていないですね。あいかわらずロケ地の選定は好いです。緑が生い茂っていて田舎気分が味わえる。

説教臭いシーンがあるので「これはヤバっ」と思ったけど、途中までは割りと事件性があって物語の先が気になるんだけど、ネタ切れしだしたのか後半は分かりきった展開だから物凄く退屈であった。土地の景観は悪くないのだが、男の奇行ばかりが目立つんで人里離れた鎮守の森の静謐な感じが台無しになっている。

3人が参考になったと評価しています。

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河瀬直美×切ないうだしげき×切ない尾野真千子×切ない

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