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ミッドナイト・イン・パリ Midnight in Paris

3.4点

監督：

ウディ・アレン

出演：

オーウェン・ウィルソン、キャシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディ、カーラ・ブルーニ

ジャンル：

洋画 / ラブロマンス / コメディ

スポットレンタル価格：60円(税込・送料別)help

ウディ・アレン監督が、全編パリで撮り上げたロマンティックコメディ。ハリウッドの脚本家・ギルは、婚約者とその両親と共に憧れのパリに滞在していた。ある夜、彼が0時を告げる鐘の音に導かれて迷い込んだ先は1920年代のパリだった。

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ミッドナイト・イン・パリの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

映画賞受賞履歴
	2012年	第69回ゴールデン・グローブ賞脚本賞	ウディ・アレン
	2011年	第84回アカデミー賞脚本賞	ウディ・アレン

レンタル開始日：

2012-11-16

制作年：

2011年

制作国：

スペイン / アメリカ

品番：

DABR-4300

原題：

Midnight in Paris

脚本：

ウディ・アレン

収録時間：

94分

メーカー：

KADOKAWA

音声仕様：

英・仏：ドルビーデジタル2.0chステレオ／ドルビーデジタル3.0chステレオ(LCR)、日：ドルビーデジタル2.0chステレオ

色：

カラー

字幕：

日・吹

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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ミッドナイト・イン・パリのレビュー

現在15件のレビューが投稿されています。（非表示にする）

レビュー総合評価

★3つ (3.4点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (6)
星3つ: (8)
星2つ: (2)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

5点 2013-04-02 ハナジ (615)

色彩画のようなきれいな映像美。
1920年代の雨の降ってるパリに憧れるギル。
真夜中12時に現れる古いプジョーに乗ってタイムスリップ。
そこはジャンコクトー主催のパーティ会場。
ヘミングウェイ、ピカソ、アドリアナ、ダリ、マティス、ロートレック・・・コールポーターの曲がとっても心地良く響きます。
古き良き時代のエッセンスがいっぱい散りばめられています。
現在っていつの時代も不満なもの、それが人生。
どの時代に行っても、また別の時代に憧れるもの。
雨に濡れても平気な女性とのラストシーンもおしゃれなパリらしかったです。

5人が参考になったと評価しています。

4点 2012-10-03 ryugen (4355)

作家志望の主人公が1920年代のパリにタイムスリップして、
ヘミングウェイやフイッツジェラルド夫婦、ピカソ、ゴーギャン、
ゴヤ、ダリ...と偉人たちに次々と遭遇するというお話。
パリが初めてで、見るもの聴くものすべてが刺激的に感じる
主人公と超現実的な婚約者は、結婚する前から、既に価値観
に隔たりがあるように感じる。そこに、芸術に理解があり、
美しい女性が現れたらどうだろう。おまけに自分の才能を
褒めちぎってくれるのだ。男なら有頂天になってしまうのは
至極当然(笑)しかし、彼女が求めている世界は主人公と同じ
ようではあるが同じものではなかった。つまり、人は過去の
栄光に恋焦がれる節があり、常に自己の存在に満ち足りる
ことのできない生き物だということかな。
夢とうつつを行きかうことで主人公が出した結論は、婚約者
との決別。でも、現実の世界にも、彼が求める理想の女性が
待ち受けていた...という最後のオチもさすがにうまい脚本だ。
幻想的な雰囲気で、ハッピーエンドのこの映画。ウッディ・
アレンの作品で最大ヒットとなったのも充分うなづける。

3人が参考になったと評価しています。

3点 2012-12-23 まあちゃん (2053)

ウディ・アレン好きにはこのシャレた感覚がイイのだろうが、そうでない人にはどーにも鼻につく作品。
伝統皆無のアメリカ人は、どうしてもヨーロッパ主として「華の都パリ」にあこがれて
ドラマの舞台にしたがる習性がある。しかも経済的優越を保ちながらのそれだから始末に悪い。
大衆向けにピカソだのゴーギャン、ダリだのの1920年代の画家たちが、トリップした世界に出てくるが、
対抗してヘミングウェイだのフィッツジェラルド夫妻などを出し、脈絡なくストーリーを展開させる。
英語をしゃべらせるために、何故かパリでも「英語」中心の社交場や酒場が舞台。
風景だけパリでも、アレンお得意の「ニューヨーク」らしきちょっと変わった人間関係のイザコザ。
並みの自称知識人に、それらしいセリフ回しも含めて好まれるユエンか。
主人公が脚本家や作家とゆーのも、周辺の人物設定の限界で仲間内だけのハナシに始終。
性格の違いなどテーマ自体は面白いと思うが、全体の構成がやや散漫でしっくり溶け込めない映画。

4人が参考になったと評価しています。

2点 2013-05-29 fatman1958 (2309)

ウディ・アレンらしい作品です。
ロマンが好きな方には良いかも知れません。
ウィットは効いてるとは思いますが、私には退屈極まりないです。

3人が参考になったと評価しています。

4点 2017-04-23 いづみ屋 (2919)

1920年代に、アメリカの若い文学者が、フランスに滞在して、ガートルード・スタインを中心にサロンを作っていた時代があって、その中から、ヘミングウェイやフィッツジェラルドといった20世紀アメリカ文学を代表する作家が現れた。彼らは、第一次世界大戦による19世紀的価値観の崩壊を受けて、伝統的道徳観念にとらわれない生き方をした、要するに集まって酒だ女だ闘牛だと、どんちゃん騒ぎをしたという意味で「失われた世代」と呼ばれる。（ときに「失われた世代」を第一次大戦に青春を奪われた、「西部戦線異状なし」のレマルクのような戦中世代の作家を指すと解されることがあるが、それは本来の意味ではない。）なぜ、大して金があったとも思えないデビュー前のヘミングウェイやフィッツジェラルドがああいう生活ができたのか分からないところがあるが、しかし彼らの集うサロンは、いかにも楽しそうで、かつ知的であり、アメリカ文学の1つの伝説ともなっていて、「あんなところに行って見たい」という憧れは良く分かる。この映画は、アメリカから来た作家志望の男が、タイムスリップして彼らのサロンに紛れ込んでしまっては現代に戻ることを繰り返す。そのうちに、過去でも現在でも美しいフランス娘に出会う、という、ありえないが、とても楽しい話であり、しばしこの世の憂さを忘れさせてくれる作品になっていた。ウッディ・アレンの映画らしく、セットはあまり豪華に見えないが、出演俳優は、フランス娘が、マリオン・コティアール、レア・セドゥ、一緒にアメリカからやってきた婚約者はレイチェル・マクアダムズという贅沢さだった。

1人が参考になったと評価しています。