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つやのよるある愛に関わった、女たちの物語

2.7点

監督：

行定勲

出演：

阿部寛、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶ、羽場裕一、荻野目慶子、岸谷五朗、渡辺いっけい、永山絢斗、奥田瑛二、田畑智子

ジャンル：

邦画 / ラブロマンス / ドラマ

スポットレンタル価格：60円(税込・送料別)help

阿部寛主演のラブストーリー。艶という女と駆け落ちした松生春二は、奔放な妻の不貞に悩まされてきた。そんな艶が病に冒され、昏睡状態に。彼女を失うことに耐えられない松生は、過去に艶が関係を持った男たちに愛の深さを確かめようと思い付く。R15＋

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この作品には、Blu-ray版もあります: 【Blu-ray】つやのよるある愛に関わった、女たちの物語

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つやのよるある愛に関わった、女たちの物語の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2013-07-02

制作年：

2012年

制作国：

日本

品番：

10DRJ-30297,10DRJ30297P
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

脚本：

伊藤ちひろ、行定勲

原作：

井上荒野

音楽：

coba

収録時間：

138分

メーカー：

ハピネット

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch

特典：

特報・劇場予告編

色：

カラー

字幕：

日

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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つやのよるある愛に関わった、女たちの物語のレビュー

現在11件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (2.7点)

評価分布

星5つ: (0)
星4つ: (0)
星3つ: (9)
星2つ: (1)
星1つ: (1)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2022-05-15 いづみ屋 (2919)

40代と若いのに死の床についている艶という女が過去にかかわりを持った何人かの男たちの、それぞれと女たちのかかわりを描くというややこしいオムニバス風の映画。艶を子供のときに犯した男は作家になっていて、妻小泉今日子があるが、女流作家荻野目慶子と浮気している、艶と暮らす阿部寛は、大竹しのぶの妻と忽那汐里の娘を捨てて伊豆大島にきている、といった話。伊豆大島の景色がめずらしい。艶に逢うためにやってきた風吹ジュンを、阿部寛が港から艶のいる丘の上の病院まで、自転車に乗せて連れていくシーンが、美しいと思った。全体として娯楽性の高くない、行定勲らしいいたずらに長大な、さほど面白くない映画だった。

1人が参考になったと評価しています。

2点 2013-07-06 くぬぎ (1548)

男性遍歴の多い妻、その妻の男と関係する女たちを追っていう筋立てがユニーク。
また、最後に「つやのよる」というタイトルの意味がわかるという構成もいいが、
いかんせん中身が面白くない。ただドロドロとした関係を延々と見せられて、
時間がやたらと長く感じた。だからどうなの？と言いたくなるような歯がゆい
思いだ。キャストがこれだけ豪華な顔ぶれなのに、良かったのは真木よう子
くらいで、阿部寛、そして、女性陣の魅力も十分引き出されていない、もったい
ない作品である。

6人が参考になったと評価しています。

3点

良くも悪くもこの監督の特徴が出ていると思う。
まず、非常に巧いのだ。
過去作を鑑みるとよくわかるのだが、非常に練った構成の脚本があって、それをさらに「なるほど」と思わせる収束法でラストへ向かわせる。
「今度は愛妻家」とか、「パレード」で明らかなように、監督は明らかに観客の視点をいくつかの場合分けへ持ってゆく方策を採る。本作の場合は、本質的には群像劇であるので、それが何時にも増して顕著だ。そして、「つや」の現在の夫である主人公が狂言回しの役割をして、それらを収束させてゆく。
関わった女性たちは非常に具体的なのに対して、肝心の「つや」は完全に抽象化されており、エピソードごとに現れる夫の自転車姿の背景は、何とも現実離れした断崖絶壁の島の風景である。フランス映画的な映画音楽がその背後につけられ、硬質な映画ファンの心理をもくすぐる感じだ。
ただ、非常にどうしようもない男女関係を扱っているのにもかかわらず、その「どうしようもなさ」とか、「やるせなさ」が、何故か希薄だと思う。よく解らないが、監督の手の中で「見せてもらっている」みたいな感覚が付きまとう。
この点が、ちょっと肌に合わない人もいると思う。
私は、「世界の中心で・・・」では全く泣けなかったし、「GO」では全く主人公に感情移入できなかった。それでも非常に凝った作品を観たという感覚は残る。不思議な監督だと思う。

3人が参考になったと評価しています。

3点 2013-12-12 ymo1191 (2404)

これは、「きょうのできごと　a day on the planet」(2003)の様な、あのマッタリとした映像展開がなんとも不思議な、行定勲監督の作品である。原作的には愛の形を問うた官能ドラマとあるが、下世話なのか文学なのか、微妙な小説的作品でもある。主演の阿部寛さんが愛の亡霊につかれた様に、ゲッソリした風貌で自転車を必死にこいでいるシーンが何回も登場する。で、結局、艶さんというのはどんな女性だったのか、このドラマに登場してくる多数の女優さん（小泉今日子、荻野目慶子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶ）の中にその姿を見る事が出来たのか、よくワカラナイ不思議さを残した作品である。

6人が参考になったと評価しています。

3点 2013-07-14 ryugen (4355)

「艶という謎めいた奔放な女性に関わった男たちとそれを取り巻く女たちが
織り成す様々な愛の形を官能的に綴る」とあるが、それほど官能的だとは思
えない仕上がり。せいぜい野波麻帆はええ体してるなぁってくらい(笑) 映画
は単なるドロドロとした恋愛群像劇で艶という女が過去に係わった男性たち
の"お相手の女性"の今を描いたもの。ここがポイントのようで、男を誘惑さ
れた女性の心情に視点を当てているのは興味深くはある。俳優たちは、若手
からベテランまでズラッとそれなりに揃えており、一昔前ならこの種の映画
では大竹しのぶの独壇場かと思いきや、彼女はあまり目立たず(笑) 風吹ジュ
ンにおいしい部分を持っていかれている。キョンキョンも最早、貫禄充分の
女優で、狂った女役専門の荻野目慶子を軽くあしらっている(笑)　行定勲監
督は、どんなタイプの映画でもそれなりに撮ってしまうのだが、その分、原
作が好きか嫌いかで観客の映画への評価が決まってしまうところもあり、あ
まりに癖のない演出というのも考えものかもしれない(笑)

1人が参考になったと評価しています。