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DVD 悲しき天使 Those Were The Days

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悲しき天使 Those Were The Days

3.6点

監督：

大森一樹

出演：

高岡早紀、山本未來、河合美智子、岸部一徳

ジャンル：

邦画 / ドラマ / ミステリー・サスペンス

スポットレンタル価格：80円(税込・送料別)help

大森一樹監督が、ひとつの殺人事件を巡る3人の女性の人生模様を描いたヒューマンミステリー。多摩川の河川敷で発見された男の射殺死体。警視庁の女刑事・河野薫は、逃亡した犯人のかつての恋人が住む別府へ向い、1週間の期限付きで張り込みを開始する。

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悲しき天使 Those Were The Daysの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2007-04-27

制作年：

2006年

制作国：

日本

品番：

ATVD-12211,ATVD12211
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

収録時間：

113分

メーカー：

アットエンタテインメント

音声仕様：

日：ドルビーステレオ

特典：

予告編、メイキング

色：

カラー

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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悲しき天使 Those Were The Daysのレビュー

現在8件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (3.6点)

評価分布

星5つ: (2)
星4つ: (2)
星3つ: (3)
星2つ: (1)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2007-09-04 いづみ屋 (2936)

逃亡した殺人犯人が、すでに結婚しているかつての恋人のところに立ち寄るだろうとあたりをつけた刑事が張り込みをする、という話は松本清張の短編小説「張込み」であり、野村芳太郎が映画化している。見張っている刑事の目に明らかになっていく女（高峰秀子）の生活。それは見張っている刑事たちの生活と重なり、いつしか刑事たちは薄幸な女の身の上に同情してゆく。しかし犯人は本当に来るのか？　という話はなかなかよくできていて、それ以後も何回かドラマ化されている。この映画はこのプロットを借りて、犯人を女（山本未来）に、恋人を男（筒井道隆）にして、張り込みをする刑事も男と女（岸部一徳と高岡早紀）にしたものだ。終始人物の回りを移動していくカメラワークが良い。俳優達も達者である。なかなかスリリングでもある。しかし、ストーリーが、なぜ犯人が都合良くピストルを持っていたのかとか、被害者である犯人の父親の人物像が不自然で何であんなに極悪非道な人間なんだ、とか筒井が指導しているサッカーチームの子どもたちはなぜみんな標準語を話してるんだとか、おかしいところが多い。また、いくら何でも別府で旅館をやっている筒井と河合美智子の夫婦があそこまで犯人を助けることはないだろう。自分たちの生活があるのだしあんなことをしたら身の破滅だ。まあそこがオハナシということなのだが、そこまでする必然性が描かれているとはいえなかった。製作費を捻出する必要からだったのだろうが、大分、別府の名所をあちこち写してご当地映画風になっていたところもイマイチだった。

3人が参考になったと評価しています。

3点 2007-06-29 sachirou51 (372)

うーん、話としては良い話なのでしょうが、実際こんなにのんびりした捜査を警察はしないでしょうね！？
銃を所持した犯人が、潜伏している事がわかった時点で、即踏み込むはずです。
回りの人間も、加害者の為を思うなら絶対自首を勧めるはずだと思います。
特にこの映画の中の事件に関しては、事情を説明すれば、ある程度の情状酌量があると思います。
かばう事によって、確実に罪が重くなってしまいましたね！
人情話としてみれば、ほろっとくる場面もあり、おまけして★４つ（３．５くらいかな）刑事物としては、せいぜい★2つと言ったところでしょうか？
そんなわけで、間を取って★3つでお願いします。

3人が参考になったと評価しています。

2点 2012-06-21 ヤンガー・ギリヤーク (453)

悪い映画ではない。

しかしなんだろうノコ退屈さ、
細かい心の揺れを楽しむ映画なのだが、、、、
細かすぎて解りにくいぞ。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2008-11-19 elanos (398)

上司である岸部一徳と温泉旅館で張り込みする部下役って、どんだけ幸せ者なんだー高岡早紀。

褒め誉めレビューが多いので、こんな風にしか見られなかったのかと、
レベルの低い鑑賞しか出来なかったらしい自分を恥じますが、
そう感じてしまった以上は正直に書くしかないか、、、と。
テレビの２時間サスペンス劇場みたい。あえて映画にしなくても…な作品。

メイキングでは、作中ではあまり見られなかった主役の二人のはちきれんばかりの笑顔がたくさん見られたので、
つい貰い笑顔をしてしまいました。笑顔って良いなー。
岸部インタビューが沁みた。とくに、この映画全体とラストシーンの関係について語るところ。
ほんっと、出来たお方。(*'-').。o○
この恋慕なｺｺﾛのやり場が見つからず、困った日々を送っている今のﾜﾀｸｼ。ｻﾘｨｨｨｰｰｰ!!!!!

1人が参考になったと評価しています。

5点

怒られるのを覚悟して言うと、と言いつつ何を言われても私は平気なので遠慮なく書きますと、私はこの映画を推理映画、刑事映画としてではなく、エスピオナージュ、スパイ映画として見ました。高岡早紀さんと岸部一徳さんが筒井道隆さんの家の電話を「傍受」するんですよ。「盗聴」ではなく。私は両者の違いは良く分らないのですが、「傍受」という言葉にはより国家的、軍隊的、謀略的な響きがあります。警視庁刑事さんの高岡さんと岸部さんの二人が、大分県警刑事さんの松重豊さん以外には誰にも身元を明かさず「異国」の大分で、まるで身を沈めるかように〔どっちが犯罪者だ?〕捜査をしています。ボンド、特に近年のボンドはスパイなのか国際警察の刑事なのか、良く分らないくらいの勧善懲悪振りなので、「悲しき天使」が大森一樹監督さん流のスパイ映画です。厳つい大男が一暴れするだけでは成し得なかったことが、やっと実現しました。これは映画の序盤で明白に描かれているのでネタバレには当たらないと思いますが、事件は女性が拳銃を撃っての尊属殺人で、全く救いのない話です。私は最初に映画だけを見たときは上手く理解できなかったのですが、DVDの特典映像の大森監督さんのインタビューを見て、なるほどなと納得でき、２回目を見たときは感動すら覚えました。監督さんが後で付け足さなければならないとは、それだけ映画そのものは上等な出来ではない何よりもの証拠なのですが、大森監督さんの人生観を伺って、私は少し救われた気がしました〔変に宗教に被れとるんじゃありゃせんよ〕。ぽすれんはDVD、CDのレビューなので、このDVD全体で★５個です。２００７年の最後に見た映画がこの作品で幸せです。

1人が参考になったと評価しています。